2016年7月29日金曜日

金の糸を入れたらMRIはダメ?・・・美容整形のリスク

やっと東京も梅雨明けしましたね。

天気も良く、蝉の鳴き声も大きくなり、やっと梅を干せそうです。


今日は、先日こんなニュースを見つけたので、美容整形のリスクについて少し書きます。
【「金の糸」挿入手術でMRI検査受診不可に 大阪府の女性が美容クリニックを提訴 大阪地裁

現代は、女性だけではなく男性も若く元気でいたいという人が増えました。

ですが、通常のお化粧水や乳液、美容液、サプリメントなどでは限界がありますので、もっと美しさを求める人はプチ整形を始め、美容整形をする・・・というのは普通になってきました。

ただ、やはり、切ったり、抜いたり、何かを入れたりするということは自然ではないですからね。

それなりのリスクがあります。

今回ニュースになった金の糸ですが、これはけっこう前からある技術で、私が気になったのはMIRがダメということよりも、色素沈着です。

金の糸に限らず、顔の中に何かを入れる場合、中の組織、特に毛細血管が傷つけられることが多いです。

ヒアルロン酸注射など、注入するものでも内出血がおこりあざのようになりますし、糸の場合は、入れるときに麻酔が弱かったりして、痛みを感じて顔に力が入ってしまうと毛細血管が切れてあざのようになります。

内出血の状態にもよりますが、通常は2~3週間で治まりますが、完全にあざが消えるまでは1ヶ月以上かかることもあり、今回のように色素沈着になってしまったということは、どこかが傷ついたのかもしれないですね。。。

医師が言うように、金の糸とは関係がないかもしれないですが、一度色素沈着してしまったらなかなか消えないですから、ご本人にしてみたらショックですよね。

美容整形のように、何か手を加える行為は施術者の技術によって結果が大きく変わりますし、気に入らなくてもすぐに元に戻すことはできないというリスクもあります。

顔は隠せない部位ですから怖いですよね。

手を加えるのは不安だけれど美しくいたい方、ナチュラルな美しさを求める方は、ご相談ください。

Cara mail : cara.yoyaku@gmail.com

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